大学内のことは大学側で管理をするのが大学の自治

大学内のことは大学側で管理をするのが大学の自治

大学の自治とは普段はあまり耳馴染みのない言葉ですが、自治自体の意味は簡単に要約すると、本人たちのことは本人で管理するという意味です。
憲法により保障されるものと考えられているのが大学の自治であり、大学で起きたことは本人たちで管理するということの意味にも、具体的には様々な考え方があります。
学生の管理における自治もそうですし、教員に関わる人事における自治に、大学施設の管理の自治などもそうです。
大学側が学生の管理をして、大学に関わる施設も管理するというのが、学生の管理における自治や、施設の管理における自治になります。
大学の教員の採用や地位などを大学側で決めるのは、教員の人事における自治です。
なぜ大学内での法律でもある大学の自治が必要なのかですが、学問の自由を守るためでもあり、憲法で保障されています。
学問に対して口がその昔、圧力行為や攻撃をしていたこともあり、そのことから憲法により学問の自由を認めたといういきさつがあるので、大学の自治は大学では大事です。