法律
企業は法律だけに縛られている訳ではない
人の暮らし方が変って来ていて、働き蜂だけで生きて来たと言われる団塊の世代には、隔世の感を持つ人も多いのではないでしょうか。
世間で言われるコンプライアンスと言う言葉が踊り、法律で決められていることに対し、巌しく取り締まることが求めあれるようになって来ました。
高度成長の時代には、残業時間などを問題にする人もおらず、もしいたとしても周囲の声にかき消されてしまっていたのでしょう。
他の企業より多く仕事をすることで、自分たちの生活・暮らしが良くなると思えると、その残業も苦になることなく、出来た人が多かったと考えられます。
ですが今の時代になると、その残業時間を守らないことから、企業が罰せられる時代になりました。
決められた法律をキチンと守る上に、その企業のコンプライアンスをしっかり持たせることが必要と言う時代になりました。
男尊女卑の時代が長く続いたことも、このコンプライアンスを遅らせてきたと言われますが、法律をキチンと守ると言う姿勢が求められる時代になったと知るべきでしょう。
しかし今となっては、その法律をも上回るほど巌しいコンプライアンスを求める企業も多くなっています。
企業は、自社の理念や倫理規定をキチンと設定することが、法律だけでなくコンプライアンスを上手く活かすことにもなるのでしょう。